会長挨拶

第29回日本小児泌尿器科学会総会・学術集会 開催のご挨拶

宋成浩(獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科・小児泌尿器科 教授 )
第29回日本小児泌尿器科学会総会・学術集会 会長宋 成浩 獨協医科大学埼玉医療センター
泌尿器科・小児泌尿器科 教授

この度、第29回日本小児泌尿器科学会総会・学術集会を担当させていただくことになりました獨協医科大学埼玉医療センターの宋成浩でございます。獨協医科大学として初めての日本小児泌尿器科学会の開催であり大変光栄であります。2020年は56年ぶりの東京オリンピックと皆が胸膨らませていました。我々も多くの講演、語らいの場を企画し、皆様をお迎えする準備を進めておりました。しかし、一転、パンデミックという言葉が現実のものとなり、日常がニューノーマルへと変化を余儀なくされています。医療界にも嵐が襲い、私たち子供の医療も劇変に見舞われました。多くの学術集会と同様に、本会も多大な影響を受け、夏から冬への開催延期と会期短縮、開催地も埼玉から東京へと予測不可能な状況に度重なる変更を迫られました。参加予定の皆様には、大変なご不安とご不便をおかけしたことと存じます。

我々はこの1年間に実に多くのことを学びました。感染防止のための多くの手段、リモートでの会議の進め方、新たな対面での医療。さらに、仕事場での新しいコミュニケーションの方法。月日が去っても、多くが日常として残るでしょう。最近、光明も見えてまいりました。ゲノム技術がとてつもないスピードで抗体医薬やDNA、RNAワクチンを創薬し、考えられない短期間で画期的なワクチン、治療薬の使用が始まろうとしています。遠隔医療やロボット医療も、時代の波に後押しされています。まさに、ニューノーマルの医療革新の中にいるのは間違い無いようです。時代は、私たちの意志や思惑と関係なく変わり、私たちは生存のために否応なく適応を求められることを今更ながら知りました。

末筆ながら、本会の構想準備の段階から開催までの長い期間、誠に多くの方々のご協力、ご支援をいただきましたことを深謝いたします。

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